Storage

Scality RING

大規模本番環境での確固たる実績―
ペタバイト規模の拡張性をもつソフトウェア・デファインド・ストレージ

選ばれる理由

Reason
  • 1

    大手ISPやクラウド
    事業者の採用実績

    日本の大手通信キャリアや動画配信・共有サイトで採用される実績
  • 2

    高品質サポート

    専任自営保守体制/全国保守サポート網を確立し、国内有数の検証機を保有。
  • 3

    ペタバイト規模の
    拡張性

    増加するデータを効率的に管理し、レガシーアプリケーションからクラウドアプリケーションへの移行を実現

機能概要

Function

ハードウェア認証不要

ハードウェアに依存しない、Software Defined Storage
ハードウェアを選ばないため、異なるベンダーや複数の世代にまたがる機器が同時に使用可能となり、ハードウェアの進化も即座に取り込むことができます。安価なコモディティサーバを利用することで、大規模な環境ほどコストメリットを享受することができます。
ハードウェア
メーカーを問わない汎用IAを利用。
EOLの影響を受けにくい。
リードタイム
遊休IAサーバを転用し、リードタイムの短縮が可能。
サイジング・増設時の注意事項
設計に合わせた自由なハードウェア構成が可能。
ライセンス課金体系は実効容量ベース。追加は容量ライセンスのみ。
ディザスタリカバリ
広域分散構成で複数のサイトを跨いだ1つのファイルシステムを構成可能。(ストレッチRINGにてサイト間をすべてActiveで構成)
サイト障害でも切替作業不要でダウンタイムを伴わない。

リニアな拡張

容量・性能の拡張が柔軟に対応可能
汎用サーバをクラスタに追加するだけで、容量をペタバイトスケールへと容易に拡張することができます。
ノードの追加はオンラインで可能であるため、システム停止やデータ移行を行うことなく、新世代のサーバにリプレイス。ノードの追加によって、ディスクとともにCPUやメモリも追加されるため、スループットやレスポンスなどのパフォーマンスもさらに加速します。

広域分散構成対応

複数拠点に跨る、広域分散構成にも容易に対応
複数拠点にまたがる大きなリングを構成することで、容易にディザスタリカバリ環境を構築することができます。
拠点間で均等にデータを配置するため、万が一、単一拠点が利用できない状況に陥ったとしても、データ消失の心配がありません。
基本構成:
シングルRING
単一データセンター内に一つのRINGトポロジで構成する
RING内で、レプリケーションかイレイジャーコーディングを選択
広域展開例1:
ミラーRING
複数DCに複数のRINGを構成する
複数のRINGに、データのコピーを分散配置
イレイジャーコーディングのRINGをミラーする構成も可能
広域展開例2:
ストレッチRING
複数DCのRINGを単一のRINGに構成・運用する (Active/Active構成のイメージ)
サイト/DC単位での障害に備え、DCを跨いだレプリケーションまたはイレイジャーコーディングを設定可能

アプリケーション連携

Scality RINGが可能にする高度なアプリケーション連携
オブジェクト(REST, S3)のみならず、ファイル(NFS, SMB, FUSE)へのネイティブインターフェースを実装。単一のアプリケーションだけでなく、複数のアプリケーションと連携して動作させることが可能です。
Scality RING Connector の種類
オブジェクトプロトコル
sproxyd ステートレスで動作の軽いネイティブREST API
S3 Amazon S3互換のREST API
SWIFT Queens Rocky Steinをサポート
ファイルプロトコル
NFS RING8ではNFS v4にも対応
LocalFS Linux FUSEでローカルファイルシステムとして
SMB SMB2.0およびSMB3.0のサブセット

実績・実例

Case

株式会社KADOKAWA Connected

株式会社KADOKAWA Connected
録画データ配信用ストレージの更新
主な課題
記録容量の増加に従いパフォーマンスの低下、障害時などでの運用に多大な工数がかかっていたことから高負荷でも性能が低下しない、新たなストレージ・システムへの移行を検討していた。
成果
従来ピーク時の6~7倍の映像配信にも対応、運用やメンテナンス時の作業工数は大幅に削減され、高い安定性とスケーラビリティを有するストレージ・システムを、低コストで構築することができた。

合同会社DMM.com

合同会社DMM.com
コンテンツ配信基盤として採用
主な課題
中規模ストレージが増え続け、数百台ものサーバの管理が必要となったことで運用負荷となっており、既設の配信基盤では、同社の高トラフィックにも耐えうるスループット性能にも問題を抱えていた。
成果
高負荷なトラフィックにも十二分に耐えられるスループット性能と従来のシステム運用に必要であった管理負荷を大幅に削減。さらに、データ保護の面だけでなく、ハードウェア利用効率の向上がもたらすシステムコスト圧縮効果も現れた。
取引実績、700社以上

保守体制

Maintenance

よくある質問

FAQ
Q

Scality RINGはどのような利用が向いてますか?

A

大量のオブジェクト/ファイル、大容量の非構造化データを保存頂けます。
 下記用途でご利用いただいております。
 ・コンテンツ配信基盤(動画配信基盤、ビデオアーカイブ、音楽配信基盤)
 ・アクティブアーカイブ(実験/観測データ、監視カメラ、メディカルイメージ)
 ・アナリティクス(ログ蓄積、ゲノムデータ、IoT)
 ・バックアップ(バックアップ統合)
 ・クラウド・サービス基盤(クラウドサービス、メールシステム、ハイブリッドクラウド)

Q

保守体制はどうなっていますか?

A

自衛保守体制を設けており、24時間365日 日本語サポート窓口、日本語ドキュメンテーションをご用意しております。
また、Scality RINGの導入から保守・運用まで一貫してご支援いたします。

Q

導入前に検証をすることは可能でしょうか?

A

Scality導入の検討をしているお客様または代理店様に対しては、Scality専用の検証環境をご用意しております。
お客様の物理サーバ/仮想マシンを持ち込むことが可能なため、アプリケーションとの接続性などを容易に確認することができます。

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