新たな5Gモバイル通信網によって、あらゆるモノが通信網で結ばれ、ネットワーク上にあるAIがより的確な判断をするように進化する時代を迎えようとしています。このような5Gで繋がるIoT/AI時代だからこそ重要になるのが、ひとりひとりの人間の役割です。当社はこのような新時代に対応し、人と人が適度にネットワークとFace to Faceによって繋がり、快適さと生産性を向上させる新たなオフィスとそこでの働き方を提案します。
求めるワークスタイル
インターネットの根幹となる考え方である「自律・分散・協調」の概念を
5G時代に相応しい働き方として再定義

-
自律自分で考え自分の立場でリーダーシップを発揮
-
分散物理的な距離に捉われることなくひとりひとりの能力を最大限に発揮
-
協調コラボレーションを促進し、新たな部門間連携、企業間連携を創出
具体的なゴールから
必要なオフィス環境を検討
-
知的生産性の向上による企業価値向上
- ● 競合とは異なる価値の創出
- ● 純資産の増加
グローバルレベルの技術力
- ● 新規事業の創出によるビジネスモデルパテントの獲得
- ● 多様性の許容と尖った人材の確保(リクルーティング・リテンション)
移転後3年以内に単体売上目標達成
- ● 事業責任の遂行
- ● 費用対効果の追及
-
プロとして、成長する / 喜んで / 集まって / 地球規模で / 栄光ある 仕事をする
-
さまざまなワークシーンをより良く実現する多様な場
- ● 座る場所より中身の仕事
- ● 単独より協調の仕事
- ● クローズドよりオープンの仕事(部門間& 企業間)
- ● 固定電話型よりモバイル型の仕事(プライバシー性が向上)

出来上がったデザインコンセプト

細長い形状という魅力=TRANSIT TUNNEL
細長いビルの躯体をさらに4層にスライスし、細長いトンネル状の空間構成としました。
それぞれ特徴のあるトンネルをゲートで結ぶことで、社員は働き方にあわせ多用な環境を、自由に旅を楽しむようにトランジットしながら働きます。
この軌跡は自律・分散・協調のネットワークモデルを想起させるドロネーラインに通じます。
そのドロネーを働き方のシンボルメッセージとしてデザインに取り組みました。

通常のオフィスは境界付近で行き来が多く生まれる。


トンネル状にすると、トンネル同士が接する面が増え、トランジット(旅を楽しみながら働く)が加速する。

オフィスマップ

部屋名サイン
【CODE= プログラム・コード・記号】
プログラムを制御する記号には、それぞれ意味があるので、部屋の機能と記号の意味を緩やかに関連付けていくことで、
BBTowerらしいユニークな空間ができるのではないかと考えました。

社内での話合いは、人と人の考えの掛け算ととらえ、ナンバリングの頭に*アスタリスク記号を入れています。

ライブラリは、知識を「足していく」場所なので、プラス記号を使用。

プログラムで、文字をデータとして渡すときに使うクオーテーション記号を使用、言葉が交わる場所というイメージです。社内向けの会議室との違いが分かりやすいように、ナンバリングではなく、ABC表記としています。

&は、何かと何かをつなぐ記号です。ポケットスペースは、社外・社内の人が自由に出入りして、ゆっくりできる場所、ソファなどで寛げる空間で、色んな人をゆるやかに繋げるイメージです。

// は、C 言語、JAVA、PHPや、Java script など、多くの言語でコメントアウトを意味しています。Quiet Area は、周囲のノイズを消して、作業に集中できるようにするための場所ということを表しています。

~チルダ記号と_アンダーバー記号を用いるとタバコと煙に見えます。