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～2018年6月期第3四半期決算を終えて～　

第二創業期に入り、新経営体制になって5か年計画の最終期を終え、新たな5か年計画のスタートラインに立つ2018年6月期第3四半期決算を終了しましたので、その概要を要約させて頂きたいと存じます。

当第３四半期における連結決算は、売上高7,839百万円（前年同期28,723百万円、前年同期比△72.7%）、営業利益△33百万円（前年同期793百万円）、経常利益△34百万円（前年同期703百万円）、親会社株主に帰属する四半期純利益△24百万円（前年同期157百万円）となりました。

連結業績につきましては、売上高、営業利益、および経常利益については、前期末に、連結子会社ビービーエフ株式を一部譲渡したことにより持分法適用会社とし、昨年12月にも所有株式の譲渡を行い持分法適用の範囲から外れたことにより減少しました。親会社株主に帰属する第3四半期純利益は法人税等の増加により減少しました。一方、第２四半期決算から、ポスト・ビービーエフ後の新規事業の中核となる新たに子会社化したジャパンケーブルキャスト株式会社（以下、JCC）の業績が連結決算に反映されるようになりました。また、事業ポートフォリオの入れ替え期にさしかかっており、ポスト・ビービーエフ後の新規事業である2018年8月開設予定の新データセンターへの先行投資とIoT、動画配信、およびAI分野における先行投資によって、若干の営業赤字と経常赤字を計上することとなりました。総括的には、当第3四半期は、2017年6月期に続いて、2005年に創立したビービーエフへの追加の投資回収を行うことで、新大手町データセンターへの投資を開始し、IoT、動画配信、AI分野への本格的な事業ポートフォリオの入れ替えを推進した四半期だと言えます。

第2創業期6年目を迎えた、2018年6月期におきましては、５Ｇ時代を先取りする新データセンターへの先行投資を開始すると共に、子会社化したJCCを、インターネットによる動画配信時代の到来を主導するIP（インターネット・プロトコル）動画配信プラットフォーム事業として位置付けております。さらに、第4次産業革命の中核技術となる、ＡＩおよびＩｏＴに関する成長性の高い事業をさらに推進するために、株式会社エーアイスクエアと株式会社IoTスクエアの売上拡大を図ってまいります。これらの施策を行うことで、コンピュータプラットフォーム事業をBBＴｏｗｅｒの本体事業とし、IoT/AIソリューション事業およびメディアソリューション事業を子会社にて行い、迅速な意志決定と、今後随時事業セグメント毎に最適な共同事業パートナーシップを確立することで、さらなる業績向上に向けて尽力させて頂きますので、宜しくご支援・ご協力の程お願い申し上げます。