リブオン・エンタープライズ株式会社様

システム基盤の老朽化に伴い、クラウド環境へ移設
ブロードバンドタワーへマネージドサービスを委託し、自社の強みに特化―

課題・要望 業種 製品・サービス
オンプレミス環境からクラウド環境への移設と
インフラ管理業務からの解放
ソフトウェア開発 クラウド

リブオン・エンタープライズ株式会社は、外食産業向けシステムの企画から開発・提案まで手掛ける、ソフトウェア開発事業者である。今回、同社では宅配店舗の運営を支援するデリバリーシステム「宅配Evolution」の刷新に併せて、オンプレミス環境からクラウド環境への移設に着手。同システムの安定稼働を支える基盤としてブロードバンドタワーのクラウドサービス「c9 Flex」を採用することにより、宅配店舗のサービス向上とリピート率アップに貢献している。

※ 「宅配Evolution」サービスページURL http://www.liveon.co.jp/takuhaievolution/index.html

徹底した現場発想に基づく宅配店舗支援システム
「宅配Evolution」

近年、急激に成長する飲食業界のデリバリーサービス。リブオン・エンタープライズは、1995年の創業以来、店舗向けに多彩なシステムを開発・提供することにより、飲食業界におけるデリバリーサービスの成長を裏方として支えている。

liveon_00リブオン・エンタープライズ株式会社
代表取締役
士反 直明氏

同社の代表取締役であり、創業者でもある士反 直明氏は、「私たちはデリバリー自体がまだまだ若い業態だった1990年代当時からこの業界に携わっておりますが、とにかく店舗の現場のお客様にとって使いやすいもの、納得いただけるものを提供したいという思いは、創業当時から今も変わらないですね」と語る。

店舗の現場で使いやすいものを―。同社が手掛ける、デリバリーシステム「宅配Evolution」は、そんな士反氏の思いを体現したサービスである。宅配Evolutionは、その前身サービスを大幅に刷新し、2015年7月より提供開始したASPシステム。前身サービスまで含めると、既に十数年ものサービス歴があり、数多くの大手宅配チェーンへの導入実績をもつ。

宅配Evolutionの大きな特徴は、徹底した「現場発想」に基づく、店舗オペレーションの効率化である。注文受付から顧客確認、伝票発行までの一連の流れを自動化することにより、それまでの手書きでの伝票記入に伴うオーダーミスや調理・配達ミスを一掃。オーダー受付時には、届け先の地図を即座に表示することで、商品の遅配を防止し、配達効率を向上させている。
さらに、国内最大のデリバリーポータルサイト「出前館」とも連携。出前館からの注文を自動的にシステムに取り込み、ワンクリックで伝票発行することにより、各店舗の売り上げ向上にも大きく貢献している。

士反氏は、「宅配Evolutionは、その都度、現場のお客様の声を反映させることで『進化』していったシステムです」と語る。その徹底した「現場発想」へのこだわりは、宅配Evolutionが実装する、直感的なユーザインターフェースにも見て取ることができる。
飲食店は、繁忙期の増員などスタッフの入れ替えが非常に多い。そのため、経験の浅いパートやアルバイトでもミスなくオーダー受付ができるよう、タッチパネルで操作性の高い画面設計やナビゲーション機能にも改善を重ねてきた。「『新人P/Aの研修時間を短くしたい』、『ミスによるオペレーションの乱れを無くしたい』といったお客様の声に常に耳を傾け、現場発想へこだわってきたことが、お客様からもご支持いただけている理由なのかなと思います」と、士反氏は語る。

「宅配Evolution」店舗トップメニュー画面

「宅配Evolution」店舗トップ画面

アプリケーション開発という自社の強みに特化するため
ブロードバンドタワーへマネージドサービスを委託

同社では、今回の宅配Evolutionの刷新に併せて、システム基盤の移設に着手している。同社がインフラの移設を決意した直接的なきっかけは、旧環境の老朽化にある。しかし、同社にとって今回のプロジェクトは、実際にはインフラのリプレイス以上の意味をもっていた。

thumbリブオン・エンタープライズ株式会社
システム企画開発部
プログラム管理セクション リーダー
山本 俊孝氏

今回のプロジェクトを主管した、システム企画開発部 プログラム管理セクション リーダー 山本 俊孝氏は、「インフラの運用まで一任できる事業者との協業関係の構築が、以前からの当社の課題だった」と語る。「当社では、エンジニアの人数も多くはないため、サーバ専任の担当者を置くことはできない。今回のサービス刷新を契機に、ある程度インフラ部分の運用はお任せし、我々はアプリケーションの開発に注力できるような体制を構築したいと考えました。そのためには、信頼できる事業者との協業が不可欠でした」。

かくして同社では、保守運用サポートやシステム改善の提案まで含めたトータルな管理代行を提供できる事業者を複数検討。最終的に、同社がフルマネージドサービスを委託するパートナーに選んだのが、ブロードバンドタワーであった。「ブロードバンドタワーは、長年のデータセンター事業やクラウドサービスで培った技術力には定評がありますので、ここなら運用まで信頼して任せられるなと思いました」と、山本氏は語る。

士反氏もまた、総合的な提案力やサポート力の点でブロードバンドタワーを評価する。「我々としては、単なる場所貸し的な会社ではなく、当社のアプリケーションやその先にいるお客様まで目を配ってくれる会社と付き合ってゆきたかった。そのような中で、ブロードバンドタワーの営業さんとお話をさせていただき、一緒に新しいビジネスモデルを作ってゆく流れや意気込みがしっかりと見えた。そこが決定打でしたね」。

オンプレミス環境からクラウド環境へと着実に移行
Zabbixを利用した統合監視ツールにより障害対応も迅速化

ブロードバンドタワーは、宅配Evolutionの新たなシステム基盤として、クラウドサービス「c9 Flex」を提案。c9 Flexには、仮想化技術を利用したクラウド型共有ホスティングサービス「Vシリーズ」と、ビジネスの状況に応じて柔軟にシステムが利用可能なユーティリティ型サービス「Dシリーズ」があるが、今回の基盤の再構築にあたっては、Vシリーズを3台、バックエンドにDシリーズ1台を導入。
併せて、宅配Evolutionのアプリケーションの一部が稼働している、同社所有の物理サーバについても、既設のデータセンターからブロードバンドタワーのデータセンター内へと移管している。

リブオン・エンタープライズ株式会社
システム企画開発部
プログラム管理セクション
溝口 博史氏

今回のプロジェクトを現場で担当した、システム企画開発部 プログラム管理セクション 溝口博史氏は、「お客様のサービスを止めるわけにはいきませんので、慎重に慎重を重ね、数段階に分けて移設を実施しました。結果として、半年以上の期間に跨る大掛かりなプロジェクトになりました」と語る。「今回のサービス刷新にあたってはOSのバージョンの切り替えも行ったため、アプリのテストパターンの洗い出しに相当時間が掛かったのですが、ブロードバンドタワーには辛抱強く付き合ってもらいました。データ移行時には、データのバックアップも含め限られた予算の中で最善な方法を提案してもらうなど、手厚くサポートいただけました」。

こうした溝口氏らの努力の結果、システム基盤の移設は無事に終了。移設後の宅配Evolutionの動作も良好だ。

特に、今回の構成で溝口氏がお気に入りのポイントに挙げたのが、オープンソースの統合監視ツールZabbixを活用した運用管理パッケージだ。これは、「障害発生時の初動対応をもっと早くしたい」という同社のリクエストのもとに、ブロードバンドタワーが提案したc9 Flexのオプションサービスである。
「障害が発生した場合、今まではお客様からクレームが挙がって初めて気づくことが多かったのですが、現在ではブロードバンドタワーが常時監視しているおかげで、我々の初動も早くなりました。大半はアプリを再起動するだけで済むようなレベルのものなのですが、その場合には、お客様からクレームが挙がる前にブロードバンドタワーが能動的に対処し、『やっといたよ』という事後連絡だけいただける。こちらとしては本当に楽になりましたね」と、溝口氏はにこやかに語る。

システム構成図

今後も外食産業のIT化を牽引

c9 Flexの導入効果を高く評価した同社では、ブロードバンドタワーとの協業関係をさらに深めてゆく構えだ。
士反氏は、「我々は、これまでも店舗の現場のお客様に即した、使いやすいシステムの構築を目指してきましたが、ブロードバンドタワーにインフラの運用を一任することで、より一層 我々の得意な分野に集中することができる。そのメリットは、これからもっと出てくると思います」と語る。

今後も同社が外食産業のIT化を牽引するオンリーワンの存在を目指してゆく上で、ブロードバンドタワーが果たすべき役割も大きい。「今まで当社だけではできなかったこと、諦めてきたことも沢山あったのですが、ブロードバンドタワーと協業することで実現できることも増えてくるのではないかと期待しています。これからも色々とご相談させていただきながら、新しいビジネスモデルを一緒に築いてゆきたいですね」と、士反氏は力強く語った。

企 業 名 リブオン・エンタープライズ株式会社
http://www.liveon.co.jp/index.html
創  業 1995年11月
所 在 地 東京都千代田区東神田2丁目6-5 東神田ビル8F
事業内容 ソフトウェア開発・ハードウェア開発

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